Mitaka Plusでは、 スクリプトによって自由にキーボードやジョイスティックなどによる動作(ショートカット)の内容を編集することができます。 実際、初期状態のMitaka Plusのショートカットもすべてスクリプトファイル scripts/shortcuts_jp.lua によって生成されています。スクリプトによってショートカットがどのように定義されているかは、このスクリプトファイルを参考にすると良いでしょう。
次の例では、キーボードの[X]キーを押したときにスクリーンメニューが開くよう、ショートカットを定義しています。2番目の引数はリピートの有効・無効を表し、trueの場合はキーを押し続けるとその動作を繰り返し実行します。視点の操作などの際にはtrueでリピートを有効にします。最後の引数に箱のショートカットの説明を記述します。キーボードショートカットはショートカットヘルプ(Input.helpInfo)で表示されます。
Input:addShortcut("X", false, "ScreenMenu:enter();", "スクリーンメニューを開く・実行");
この最初の引数であるショートカットキーには、キーと同時に押すモディファイヤキーを指定することができます。モディファイヤキーはSHIFT, CONTROL(またはCTRL), ALT, METAのいずれかまたは複数で、"+"で区切って記述します。例えば[Control]キーと[Shift]キーを押しながら[S]キーを押す場合には"SHIFT+CONTROL+S"と記述します。
キーの名前として利用できるのは以下の文字のいずれかです。
0, 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, A, B, C, D, E, F, G, H, I, J, K, L, M, N, O, P, Q, R, S, T, U, V, W, X, Y, Z, BACK(またはBS, またはBACKSPACE), TAB, RETURN(またはENTER), CAPS(またはCAPSLOCK), ESC(またはESCAPE), SPACE, PAGEDOWN, PAGEUP, END, HOME, LEFT(←), UP(↑), RIHGT(→), DOWN(↓), PRINT, PRINTSCREEN, INSERT, DELETE(またはDEL), NUM0(テンキーの0), NUM1, NUM2, NUM3, NUM4, NUM5, NUM6, NUM7, NUM8, NUM9, MULT(*), ADD(+), SEPARATOR(|), SUB(-), PERIOD(.), DIV(/), F1, F2, F3, F4, F5, F6, F7, F8, F9, F10, F11, F12, NUMLOCK, SCROLL(またはSCROLLLOCK)
LBUTTON(左ボタン), MBUTTON(中ボタン), RBUTTON(右ボタン)
JSBUTTON1(ボタン1), JSBUTTON1(ボタン2), ..., JSBUTTON16(ボタン16)